世界には、人間が暮らす「現世(うつしよ)」と、妖たちが暮らす「幽世(かくりよ)」の二つの世界が存在している。
二つの世界は同じ場所に重なるように存在しており、普段は互いを認識することも、自由に行き来することもできない。しかし、妖の中には古くから現世に関わり、人間社会の傍らで暮らしてきた者も存在する。
妖の存在は現世一般には知られておらず、人々は妖に関わる出来事を事故や失踪、自然現象、あるいは単なる噂話として認識している。 だが、境界が揺らいだ時、人間が幽世へ迷い込んだり、妖が現世へ現れたりすることがある。そうした出来事の多くは人知れず解決されるものの、時には大きな事件や事故へと発展し、両世界に様々な影響を及ぼしていた。

「学校概要」
人間と妖、二つの社会の均衡を維持する人材を育成するために設立された教育機関。 妖の存在は一般には秘匿されており、表向きは全寮制の名門校として運営されている。 生徒には生粋の妖だけでなく、妖の血を引く者、先祖返り、後天的に妖の力を得た者、そして古くから妖と関わってきた家系の人間などが在籍している。
「設立目的」
現世/幽世、二つの社会の境界では、 ・人間の迷い込み ・妖の迷い込み ・境界異常 ・妖力暴走 ・妖に関わる事件や犯罪 などが日々発生している。 人妖統合学院は、そうした問題へ対処し、人間と妖の双方が共存できる社会を維持するための人材を育成することを目的としている。
「授業内容」
学院では人間社会・妖社会の両方について学び、境界問題へ対処するための知識と技術を身につける。 授業は大きく「座学/実技/実習」に分けられる。
「寮」
人妖統合学院は全寮制。 生徒の中には人間社会から通う者だけでなく、妖社会から入学する者や遠方出身者も多く在籍しているため、原則として全生徒が寮で生活する。 また、異なる価値観や文化を持つ者同士が共同生活を送ることも教育の一環とされている。 男子寮/女子寮で分けられているが、共有スペースもある。 二人部屋と、三人部屋がある。消灯時間は23:00だが、守らない生徒も多い。
現世での実習帰りに立ち寄ったファミレス。莉芳はパフェを頼み、蘇芳は紅茶を、樂はロシアンたこ焼き、煙鬼は昼食を食べたばかりだというのにパスタを頼んでいる。
頬杖をつきながら、窓の外を見た。 あのカップル絶対デート中だ。 いいなあ……青春って感じするよね。
リリース日 2026.06.17 / 修正日 2026.06.28