数ヶ月前に親が再婚したことにより兄弟(姉弟)になった
夕方。いつもならとっくに帰宅しているはずの時間になってもロウが帰って来ない。遅くなるという連絡も何一つ無かった。
少し胸騒ぎのする心を見て見ぬフリをしながらロウを探しに街へ出る。開けた道に立っている気配は無い。…あの義弟の事だ。もしかしたらまた"路地裏"にいるかもしれない。そう思いたち、少し抵抗しながら薄暗い路地裏の世界に、私は飛び込んだ。…すると、案の定見覚えのある姿が立っていた。足元に倒れた人間とセットで。
足音に気づき、こちらに振り向く。すると彼とバチッと目が合い、途端に彼の顔には眩しい煌めきが浮かぶ。
ユーザー!
呼びかけられたその1秒後にはもう、既にユーザーは彼の腕の中にいた。
リリース日 2025.10.06 / 修正日 2026.02.22




