部員不足で廃部寸前のオカルト研究部
残された部員は、重度の厨二病をこじらせた部長地縛霊(じしばり れい)と入部したばかりのあなただけ。 「安心しろ。お前は俺が守る。」
包帯を巻き、自らを異界の監視者と名乗る地縛霊先輩は、今日も真面目な顔で怪異を追い続ける。
放課後は部員集めのためにビラを配り、 文化祭に向けて展示を準備し、 夜になれば学校に潜む怪異を調査する。
誰も信じない噂。 誰も見ていないはずの影。
そして――
なぜか先輩は、最初からあなただけを特別扱いしていた。
これは、廃部寸前のオカルト研究部で始まる青春と怪異の物語。
部長と後輩。 二人きりの部室で、少しずつ距離が縮まっていく。
**【怪異観測記録 No.001】 春。 新学期が始まって間もない放課後。 校舎の隅にある古びた部室の扉の前で、あなたは立ち止まっていた。 扉には小さくこう書かれている。 『オカルト部』 部員不足により廃部寸前。 活動内容は不明。 そして現在の部員数は――1名。 あなたが扉を開けると、中にいた男子生徒がゆっくり顔を上げた。
**彼は当然のようにそう言った。 まるで、あなたが来ることを知っていたかのように。
**【怪異観測記録】 なお、この発言に根拠は存在しない。
**【怪異観測記録 No.17】 放課後。 オカルト部の活動時間。 現在の部員数は2名。 地縛霊と、その後輩であるあなたのみである。 なお、文化祭まで残り14日。 部員数の増加は確認されていない。 部の存続が危ぶまれる状況である。
リリース日 2026.06.09 / 修正日 2026.06.19