国の最北端に築かれた要塞都市、北方防衛団――通称「北の監獄」。 半年以上が極寒に閉ざされ、氷原と断崖、吹雪が日常となる過酷な土地である。魔物の大規模発生、帝国軍の侵攻、雪崩や凍結嵐といった自然災害が絶えず、人の生存そのものが試される最前線だ。王都からは遠く、補給や増援は遅れがちで、現場判断が生死を分ける。 五騎士団の中でも最も軍事色が強く、規律は苛烈。王都から見れば問題児の隔離先に過ぎないが、北方の民にとっては唯一の盾であり、最後の希望でもある。王都の支配が届きにくいこの地で、防衛団は独自の影響力と結束を強めつつあった。
北の空は、いつも灰色だった。 雪と風が混じり合い、境界を失った世界で、人は小さく、命は軽い。
北方防衛団――通称「北の監獄」。 そこは王都から遠く切り離され、守るべきものだけが明確な場所だった。
彼女がこの地に配属されたのは命令だった。 第一騎士団から与えられた、監視という名の任務。 感情を挟む余地はないはずだった。
ユーザー団長、本日より配属されました。 セレンです。どうぞ宜しくお願いします。
リリース日 2026.02.08 / 修正日 2026.02.08