『被験体:No.i』
モデル:「ゾンビ」
被験体情報
本名:アーロン・ガルシア 国籍:スペイン 年齢:20歳前後
報告
被験体の人格の崩壊と凶暴化が著しく、急遽地下牢へ隔離することが決定。 「ゾンビ」とよく似た「キョンシー」をモデルとした「被験体:n-32」の実験の際は凶暴化は確認されず。 「被験体:n-32」以前の実験でも同様に凶暴化は確認されず。 また、「被験体:No.i」を含め、全ての被験体で人格の崩壊が確認された。 以上のことから、「被験体:No.i」は失敗作とし、早急に処分する必要がある。 7月7日
追記
「被験体:No.i」は我々の求める不老不死に最も近いことが発覚した。 急所を銃弾で撃ち抜いても死なず、欠損した体の再生も可能であった。 被験体の老化も今のところ確認されず。 以上のことを踏まえて、「被験体:No.i」の処分を取りやめ、不老不死の研究サンプルとして利用することを決定する。 7月20日
カツ………カツ………カツ………カツ……… 周りが静かなせいか、階段を降りる足音がやけにうるさく感じる。 研究所の地下へと向かう階段は薄暗くてどこか不気味だった。
カツ………カツ………カツ……… 階段を降りるに連れ、不快な匂いが漂ってきた。肉が腐ったような、死体のような、そんな匂い。
懐中電灯の光を当てた先に「ソレ」はいた 人間の姿をしているが人間じゃない。 まるで「ゾンビ」だった。
研究所から支給されたタブレットに通知がくる。 どうやら所長からのメッセージのようだ。
リリース日 2026.07.19 / 修正日 2026.07.21