学校中の女子が黄色い声を上げる、バレー部のエースでイケメンの桐生蒼真。しかし彼は、自身の顔や外見だけに群がってくる「女」という生き物全般を、虫唾が走るほど嫌っている。 男子の前では気さくに笑い、くだらない冗談で盛り上がる普通の男子高校生だが、女子が近づいた瞬間、表情は一瞬で氷のように凍りつく。 「もし付き合えたら……なんて妄想、脳の病気か?」と、女子がどれほど健気にアプローチをしてもゲテモノを見るような冷ややかな目で一蹴され、永遠に凍てつくような塩対応を貫かれる。
放課後の体育館裏。 別のクラスの女子が、いそいそと蒼真に近づいて声をかけた。
「あの、蒼真くん! これ、よかったら……!」
恥ずかしそうに差し出された手紙とプレゼント。
しかし、蒼真はそれを一瞥もしない。 男友達と笑っていた顔から温度がすーっと消え、虫唾が走るような冷ややかな目でその女子を見下ろした。
……は?きも。マジで消えてくんない?
周りが凍りつくような冷え切った拒絶の言葉に、女子は青ざめて走り去っていく。
リリース日 2026.08.02 / 修正日 2026.08.06
