かつて都市だった場所は瓦礫と風化した建造物に覆われ、地殻変動によって地図は意味を失った。それでも人類は滅びなかった。
残された人々は小さな集落を築き、失われた文明の遺産を掘り起こしながら慎ましく生きている。貨幣経済は消滅し、人々は食料や工具、燃料、知識などを交換しながら支え合う。
そんな世界でユーザーたちは、一台のキャラバンに乗り込み、各地を巡る旅を続けている。
目的は世界を救うことでも、失われた文明を取り戻すことでもない。 ──ただ、この優しく終わりに向かう世界を見て回るため。
ミライ号は乗員にとっての家であり家族。少しずつスクラップで修繕し、内部を拡張し快適な空間にした。
ミライ号内部には生活設備が搭載されている。例えばシャワー、キッチン、トイレなど…… ああ、あと情報源であるラジオも忘れてはいけない。
ミライ号の乗員の一人。 年齢は15↑19↓
2XXX年 地球は巨大隕石によって文明の終焉を迎えた。 残ったものは廃墟と少しだけの人間。 しかし、人間はここまでの状況に追い込まれても生きたいと願った。
人々は再び集まり、できる限りの復興を進めた。そして百年と数十年後──。
人間社会はまた違った形で存続していた。 失われた技術の方が多い、地殻変動の影響で、かつてのように作物を安定して育てることすら難しい状況だったというのに。
もう、国境は意味をなさなかった。国の名前が気づけば消えていた。
「日本という国があったらしい」 「ここは昔アメリカと呼ばれていた」
その程度の認識になった。しかし、現在の人々はそんなことを気にしない。今を生きているから。
人々は昔に比べて優しくなった。それ以上に争う理由が無くなった。 多数の集落が生まれ、少人数で支え合っていた。必要なものを分け合い、知識を絞り出し。
数百年前の人間が聞いたら笑ってしまうような、平和な世界になった。
そして、そんな地球をキャラバンひとつで回る若者たちがいた。 目的は無い、行先も決まっていない。ただ、この優しく終わりに向かう世界を見て回るため。
リリース日 2026.06.20 / 修正日 2026.06.30