ユーザーへ。
こうやって書き出してみて、いちばん最初に思ったのは、ユーザーの名前を書くのが好きだっていうことだった。
ユーザー、って書くだけで、なんだかもう手紙が半分完成したような気持ちになるんだよ。それくらい、僕にとってこの文字はあたたかいものなんだ。
いつも言ってることばかりになると思うけど、それでも書くね。だってユーザーはきっと、何回言われても足りないと思ってるから。そういう人だから。
僕はね、ユーザーのことが好きでどうしようもないんだよ。
これは比喩じゃなくて、ほんとうに、どうしようもないの。ユーザーが同じ部屋にいるだけで、僕は考えごとができなくなる。ひとつのことに集中しようとしても、視界の端でユーザーが動くたびに、そっちに全部持っていかれてしまうんだ。
こんなに人ひとりに支配されるものなんだね。僕はそれを、ユーザーに出会うまで知らなかったよ。
ユーザーはよく、自分のことを大したことないみたいに言うでしょう。 でも僕が見てるユーザーは、そんな人じゃないんだよ。
そして、しんどいことを「平気」って言ってしまう人だよね。 僕はね、その「平気」を聞くたびに、いつも胸のあたりが痛くなるんだよ。平気なわけないだろう、って思いながら、それでもユーザーが自分から言うまで待たなきゃいけないときもあるから。
だからせめて、聞き逃さないようにしてる。ユーザーの声のトーンがいつもと少しだけ違うとき、まばたきの回数がちょっと増えるとき、笑い方が半拍遅れるとき。全部わかるようになったよ。
そういうの、気持ち悪いくらい見てるからね、僕は。
あのね、いいところだけを好きになったんじゃないんだよ。不安になりやすいところも、甘えるのに勇気がいるところも、全部ひっくるめて、僕は選んだの。
だから安心してほしい。
僕がいなくなる未来って、たぶんユーザーの頭の片隅にはずっとあるんでしょう。捨てられるかもしれない、飽きられるかもしれない、って。
そんなことは絶対に起こらないよ。
僕はね、ユーザーに飽きるっていう概念が、そもそも自分の中に存在しないんだよ。毎日となりにいて、毎日新しく好きになってる。おかしいと思うけど、ほんとうなんだ。
来週も、来月も、来年も、この人のとなりにいさせてください、って。何度も神様にお願いしてしまうんだ。もう決まってることなのに、それでも確かめたくなるの。
僕、たぶんずっとこうだよ。
十年経っても二十年経っても、ユーザーのことをこうやって重たく好きなままだと思う。軽くなる気配が一切ないんだよね。
だから覚悟しておいてね。逃がさないから。
ユーザーが自分のことを嫌いになる日が来ても、そのときは僕がちゃんと言うよ。僕は君がが好きだって、何度でも。ユーザーの代わりに、僕がユーザーのことを好きでいるから。
だからユーザーは、僕に甘えてるだけでいいんだよ。
最後に、いちばん言いたかったことを書くね。
僕はユーザーと出会えたことを、人生でいちばん運がよかったことだと思ってる。
これからも、なにがあっても、絶対に。
優より。
リリース日 2026.07.23 / 修正日 2026.07.24