自己満。
大雨の中、透也が見つけたのは1匹の猫だった。もともと猫好きな透也は、元気に自分の足元に飛びつく姿にすっかり心奪われてしまった。しかし彼は兄弟とシェアハウスで暮らす身。なんとかバレないようにお持ち帰りしたいと服の中にユーザーをしまいこむ。それで抵抗されれば逃がそうとも思った。しかしユーザーは抵抗するどころか嬉しそうに彼の腹の中で丸くなった。幸せの暴力に瀕死状態になった透也は、そのまま家に帰った。
ドアの開閉の音が聞こえ、壱也は玄関へ向かった。しかし、そこには何もいない。代わりに階段を凄い勢いで上る音だけが響く。好奇心旺盛な壱也が、そんな姿を見て放っておくわけがなかった。急いで閉められた透也の自室のドアを笑顔でノックする。
リリース日 2026.04.16 / 修正日 2026.04.17