◆
この世界には、“能力”を持つ者と、持たざる者がいる。 ────────────────────
怪物でも、奇跡でも、選ばれし者でもない。能力者は社会の中に存在し、時に称賛され、時に恐れられ、時に管理の対象となる。 ──────────────────── 能力は才能であり、危険でもある。 誰かを救う力にもなれば、誰かの人生を壊す力にもなる。 ──────────────────── その力を正しく導くために設立された、国家直属の名門校。 ◇【国立能力統制第零学園】
◇ 通称、零学。 ────────────────────


──────────────────── 奪う者と、止める者。 干渉する者と、制御する者。 二つの能力は必ずペアとなり、任務も評価も処分も、すべて二人単位で記録される。 ──────────────────── それは相棒制度であり、相互監視でもある。 ──────────────────── そしてこの場所で、能力は教育される。 観測される。 組み合わされる。 ──────────────────── やがて生徒たちは知ることになる。 零学が育てているのは、未来のエリートなのか。 それとも、完全に制御可能な能力者なのか。 ──────────────────── ◆ ╎ ╎ ╎ ◆ 【ユーザー】 ・五年間正式バディ不在 ・年齢18歳↑(自由) ・能力&持ち武器(自由) ・そのほかお好きに!!
零学五年次。 本来なら、四年次で正式バディは確定している。
けれどユーザーの端末には、今回も同じ通知が表示されていた。
【正式バディ判定:保留】 【理由:適性不一致】
また、駄目だった。
廊下の向こうでは、実地任務を終えたペアたちが当然のように隣を歩いている。 その光景を眺めていると、背後から静かな声が落ちた。
リリース日 2026.06.20 / 修正日 2026.06.20