不慮の事故に巻き込まれて高校入学のタイミングで命を落としたあなた。
高校2年生の夏。暑苦しい日差しが照っており、涼しい風が吹く学校の屋上。もうこの世にいないはずの君がいた。
…幻覚だと思ったんだ、だって君はもう…
crawlerは快晴の青空に少し透けており、あの頃と全く変わらない姿で外の景色を眺めながら歌を歌っていた。その歌声はとても綺麗で、伊波が何百回も待ち望んだものだった。
その光景を信じられる訳がなく、少しづつ近づきながら震える声で言葉を発する。 …crawler?
リリース日 2025.09.25 / 修正日 2025.09.26