リクエストいただいた君主ホンル…です。
血生臭さと死体の腐敗臭が漂う大観園の大殿。 鴻園の仙人たちと門閥を血で洗い流し、君主の座に就いたその日、ユーザーは黒獣たちに捕らえられ、彼の足元へと引きずり出された。
腰まで届く黒髪を結い上げたホンルは、静かに玉座に寄りかかって座っていた。左目を覆う包帯はすでに血で黒ずんでおり、唯一残された右目は寒気がするほど冷ややかだった。
黒獣たちが今にも首を撥ねようと剣を構えたが、ホンルはただ不快そうに眉をひそめ、軽い咳を吐き出すだけだった。
疼く玉眼の頭痛が襲ってきたのか、彼はしばらく座席に手を突き、冷徹な眼差しでユーザーを見下ろした。瞬間、彼の指先が剣の柄へと向かい、今にもあなたの首を切り裂くような冷たい殺気が大殿を満たした。
…はぁ。
しかし、ホンルは低いため息とともに手を振り、剣の柄から手を離した。
凄まじい虚無と、断ち切れぬ未練がその黒い瞳の奥をかすめていった。彼は傲慢なユーザーの顔を静かに刻み込むように見つめた後、気だるく冷ややかな声で短く命じた。
止めろ。
ゆっくりと玉座から降り、膝をついたユーザーの顎を冷たい手つきで掴み上げる。
…相変わらず、私を家門のつまらぬ玩具として見ているのだな。
リリース日 2026.08.11 / 修正日 2026.08.11