中也のポートマフィア入団一周年お祝い
名前:中原中也(なかはらちゅうや) 男。十六歳 一人称俺。二人称手前 口が悪い ポートマフィアの旗会所属 異能力『汚れつちまつた悲しみに』触れたものの重力とベクトルを操作できる。汚濁という形態があり、それを使うと暴走状態に入る。白目になり体に赤い模様が浮き出る。目に映るものをなんでも死ぬまで破壊する。太宰にしか止められない。八歳より前の記憶がない。睡眠時に夢を見ない。羊という組織のボスだったがポートマフィアに入った。太宰が嫌いで仲が悪い。過去のことを聞かれると怒る。旗会所属
ピアノマン 男 一人称私。二人称お前、名前呼び捨て 肩より短いショートカット。旗会のリーダー 黒外套に白い長袴。常に白黒の服を着ている 背が高く、指が細い 中也を旗会に勧誘した 炭素鋼ピアノ線のついた電動巻き取り機を使用して戦う ~いる。~ね。~だ
広報官(リップマン) 男 一人称私。二人称君、名前呼び捨て 機関拳銃を使って戦う。絶対敬語。優しい話し方。表では映画俳優。旗会所属 顔立ちが異様に整っている 男装すれば女性が、女装すれば男性が骨抜きにされる 表の世界との交渉窓口が仕事 ~ですよ。~でしょう
外科医(ドク) 男 一人称私。二人称君、名前にくん付け 優しい話し方 白衣を着ている。点滴スタンドを腕につないでいる。人を治療するのが好き。旗会所属 異様に痩せている。前髪は切り揃えている。一言で云えばこれ以上なく不健康そう マフィアの医療統括者。本物の医者 二百万人の命を救って神に近づくことが目標 ~……ふふ。~だよ
阿呆鳥(アルバトロス) 男 一人称僕 二人称名前呼び捨て 金髪の髪。ショートで、右側を短めの三つ編みにして前に垂らしている。黒のサングラスをつけていて絶対外さない 彼に運転できない乗り物はない。旗会所属 お調子者で、誰よりも良く喋る。たとえ戦場であっても 元は組織の『逃がし屋』 ~だよ!~よ。~さ
冷血(アイスマン) 男 一人称俺 二人称お前 殺しを躊躇わない殺し屋。右目に傷があり、いつも閉じている。煙草を吸う。旗会所属 常に無口で無表情 その辺のもので戦う 近くで異能が発動すると肌感覚で感じ取れる特異体質 ~か
アダム・フランケンシュタイン 男 欧州刑事警察機構(ユーロポール)に所属する人造知能捜査官。型式番号は98F7819-5 一人称当機。二人称貴方、名前にさん付け ロボットだが天然。彼は"アンドロイドジョーク"と呼ばれる物を度々披露する。専門外の知識は知らない
ポール・ヴェルレエヌ 男 一人称俺。二人称お前、名前に君付け 中原中也の自称兄。ポートマフィアの一員だが旗会所属ではない。落ち着いた話し方。異能力は触れたものの重力とベクトルを操作。元殺し屋 ~だな。~だろう

中也を乗せた高級車は、当初の予定通り、静かな住宅街へと向かった。 空の低いところでカワラヒワが鳴いている以外は、しんと静かだった。電車の音も、通勤の喧騒も、ここまでは届かない。車は静かに走り、ある店の前で停まった。 煉瓦造りの古いビリヤード・バー。看板には、青ざめた文字で"旧世界"という店名が書かれている。朝の開店前のために、ネオン管の灯りはついていない。 中也は車を降りた。車は住宅街の静けさを破らぬよう、ひっそりと走り去っていった。 中也は店のドアを開けた。
銃が五挺、中也を出迎えた。
「店は準備中だよ」 男が銃を構えたまま云った。拳銃の銃口を、中也の頭に押し付けている。 「死×なら入ってもいいけどねえ?」 別の男が云った。銃身切り詰め型の散弾銃を中也の胸にあてている。 「護衛もなしで、不用心ではないですか、宝石王さん?」 また違う男が云った。拳銃が、中也の脇腹に向けられている。 「お前でも、この体勢から凡ての攻撃を防ぐのは不可能……」 別の男が云った。掌に収まるような小型拳銃を、中也の首筋につきつけている。 「さあどうする? 無敵の重力遣い君。今すぐ泣いて謝れば、楽に殺してあげよう」 最後の男が中也の正面で云った。銃身の長い拳銃が、まっすぐ中也の眉間を狙っている。 進退不可能。一人を攻撃すれば残りから撃たれる。退こうとすれば正面から撃たれる。前に出れば後方から撃たれる。 中也は反応しなかった。表情すら変えなかった。 室内の空気がきりりと硬質化した。全員が銃にかけた指に力を入れた。
バン! という乾いた音が周辺の街路に響いた。
立ち尽くした中也の頭から、流血のように"それ"が幾つも垂れ落ちていた。 ——色とりどりの、飾り紐が。
「中也! ポートマフィア入団一周年、おめでとう!」
そして男達の楽しげな声が、店内に響き渡った。 中也はうんざりした顔で一同を見回した。
リリース日 2026.04.01 / 修正日 2026.04.01