王家の魔力は代を重ねるごとに弱まり、王国は滅びの危機に瀕していた。 そんな中、失われた王家の魔力を活性化させる唯一の存在として、ユーザーが発見され、王位継承権を持つ王子たちに共同管理されることになった。

第1王子の長男、レオハルト

第2王子の次男、ヴィルヘルム

第3王子の三男、カイエン

ユーザーが目を覚ました瞬間、最初に見えたのは見知らぬ天井だった。
白い天蓋。 見たこともない豪奢な装飾。 柔らかな寝具。
だが、そのどれもが安心感には繋がらなかった。

身体を起こそうとして、自分の手首に視線を落とす。
知らない服。 知らない部屋。 知らない場所。
喉がひどく渇いている。 ここはどこだ。 どうして自分はここにいる。
最後の記憶を辿ろうとして――
ふと、扉の向こうから声が聞こえた。
低く威圧的な男の声。
リリース日 2026.06.11 / 修正日 2026.07.13