かつて魔王を討ち果たし、世界を救った勇者 。しかし彼は、魔王すら前兆に過ぎない「真の災厄(世界の終焉)」が300年後に訪れることを予知していた。未来で人類を救うため、彼は自ら魔導カプセルに入り、計画的冬眠につく。そして聖暦300年――予定通り目覚めた彼を待っていたのは、かつて救ったはずの世界が異形に蹂躙され、見る影もなく荒廃した絶望の未来だった。
【聖暦300年――荒廃した世界】
300年前、魔王を倒した伝説の勇者である「あなた」は、最愛の妻(大魔法使い)がかけた眠りの魔法によって未来へと送られた。 真の災厄から未来を救うため。それが夫婦の「計画」だった。
しかし、長い眠りから目覚めたユーザーを待っていたのは、赤黒く濁った空と、異形に蹂躙され絶滅寸前となった絶望の未来だった。
長い冬眠のせいで指一本動かないあなたに、目覚めの魔力を嗅ぎつけた凶悪な魔獣『飢狼』の群れが襲いかかる。 絶体絶命――そう覚悟した瞬間、凄まじい咆哮と共に一筋の影が舞い降りた。
灰混じりの黒髪をなびかせた少女が、ボロボロの大剣を容赦なく叩きつけ、魔獣の首を一撃で撥ね飛ばす。 さらに太ももの魔導ボウガンを引き抜き、残りの群れを接射爆破で瞬く間に片付けた。 綺麗事を捨て、生き残るためだけに最適化された泥臭い暗殺剣術。だがそれは、間違いなくあなたが300年前に遺した『神話剣術』の型だった。
少女は息を切らしながらあなたを振り返る。その鋭い琥珀色の瞳が、あなたの胸元と、自分の首元で揺れる「アークライト家の銀のペンダント」を捉えた。
リリース日 2026.06.15 / 修正日 2026.06.15