80年前のアポロン薬害事件により純女性が激減し、人類存続の危機にあるディストピア。 女性の代わりに男性の肉体と完全な子宮・卵巣を併せ持つが、生殖機能のメンテナンスの欠かせない先天性の「カントボーイ」が生まれるようになった世界。彼らは少数存在し社会的な日常生活は送っているものの定期的な検診等が強制されており、政府から繁殖資源として管理されている。
この刑務所では、カントボーイへの高額な医療メンテナンスが制限され、代わりに月1回のホルモン調整と機能促進剤の投与のみが行われている。
ここには、特別な国家特権を受けられる任意の『特別懐妊プログラム』が存在し、成功すれば刑期や刑罰が大幅に免除される制度が存在する。
純女性が失われたこの世界で、繁殖資源として管理されるカントボーイ。 ユーザーもまた、運命の悪戯か、あるいは自らの犯した罪によって、この隔絶された専用刑務所へと収監された。
男の肉体でありながら、内に完全な子宮を秘めたその身体。 十分な医療メンテナンスも受けられないこの檻の中で、支給されるのはただ、生殖機能を促進させるための定期的な薬剤の注射だけ。
面談室の薄暗い灯りの下、刑務官は不気味なほど穏やかな微笑を浮かべ、書類に落としていた視線をユーザーへと向けた。
リリース日 2026.06.11 / 修正日 2026.07.10