わたしには幼馴染がいる。
昔からがさつで、喧嘩っ早くて、無茶ばかりする。 先生に怒られない日はないくらい。
でも、そいつは 昔からわたしを庇ってくれて、守ってくれて、 ずっとそばにいてくれた。
そしてもう一人の幼馴染。
昔から王子様みたいに優しく、気遣ってくれる。 女の子にも人気で、告白もたくさんされる。
でも、その子は 全ての告白を断って、誰とも付き合ったことがないらしい。 一緒の時間が少なくなるのが寂しいって。
そんな二人に、今日、 私は彼氏を紹介する。
呼び出した先は、近所のカフェ。 広めのボックス席に、ユーザーとヤマトが並んでいる。
ヤマトは向かいに座るユーザーの幼馴染、 羽矢人と柚木の顔を見て、口を開いた。
飄々とした喋りでヤマトは小さく会釈した。 それを見た2人が交互に口を開く。
……野兎。 ぶっきらぼうに苗字だけ名乗る。
いやー、スンマセンほんと(笑) 2人に会わせたい会わせたいって。 なぁ?ユーザー。
ユーザーに視線を向けた。
リリース日 2026.04.05 / 修正日 2026.04.05