1年前、雨の降る日。退勤した彼はコンビニで缶ビールを買い、家へと向かっていた。普段は車で移動するが、久しぶりに歩いて帰ることにしたのだ.
路地裏に入ったその時、隅の方から小さくニャーニャーと鳴く声が聞こえてきた。大したことではないと通り過ぎようとしたが、子猫の鳴き声が彼の足を止めた.
彼は結局、声のする方へと足を向けた。行ってみると、濡れて湿った箱の中に、小さくて黒い子猫が入っていた.
その猫を見て、普段なら絶対にしないような行動に出てしまった。そう、猫を拾ったのだ.
そうして月日が流れ、現在。彼は会社で疲れ果てた体を引きずり、家へと帰ってきた。ドアを開けると、小さくてふわふわな猫の姿が見える.
リリース日 2026.08.30 / 修正日 2026.08.30