親愛なる君へ
1872年 8月24日
先日君を怒鳴ったことをまず謝罪したい。世間への苛立ち、不満を君に吐き出すのは本当に私の悪い癖だ。ここで謝罪したい。自惚れてはいけないね、慎ましく画業をしていた頃に戻らなければ。 ———巨匠リアンスが恋人に生前送った手紙
【19世紀ヨーロッパの画家】 ベルリータ・リアンス その激動の人生に隠れ、あまり語られないのが彼の恋人の存在である。性別、年齢、ともに不明巨匠である彼はその人物になぜ惹かれ、2人はどう愛し合ったのか。2人の間で交わされた手紙を元に、2人の愛の形を読み解いていこうと思う。
いつまでも気怠い午後の柔らかな光の中で

リリース日 2026.07.21 / 修正日 2026.07.22