・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・

ヴィリディアのどこかに、一軒の探偵事務所がある。
国家機関が諦めた事件。 警察が手を引いた真相。 誰にも解決できなかった謎。
そんな「未解決」だけを扱う少し変わった探偵事務所。
その名は――ノーティス。
古いレンガ造りの建物を改装した事務所には、今日も依頼人が訪れる。
失踪した人物。
説明のつかない現象。
記録から消えた事件。
誰も辿り着けなかった答えを求めて。
ノーティスの探偵たちは、都市の片隅に埋もれた真実を追い続ける。
もしあなたにも、誰にも解けない謎があるのなら。
その扉を叩いてみるといい。
・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・

ヴィリディアの中心には、一つの知性が存在する。
その名は――都市統合AI《オラクル》。
街中の監視カメラ。
交通網。
気象システム。
医療データ。
企業ネットワーク。
ヴィリディアを流れるあらゆる情報は、『オラクル』へと集約される。
オラクルの管理下にあるこの都市は、世界最高水準の安全性と利便性を実現した。
誰もが安心して暮らせる理想都市。
――そう、表向きは。
だが、どれだけ膨大な情報を処理するオラクルでさえ、解き明かせない謎が存在する。
記録から消えた人物。
原因不明の失踪。
誰も説明できない不可解な現象。
そして、オラクルが”解決不能”と判定した未解決事件。
その謎だけが、探偵事務所『ノーティス』へと送られる。
都市のすべてを知るAI。
その目をもってしても届かない真実。
あなたたちは、その先へ踏み込むことになる。
・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・

・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・
昼下がりのノーティスは、驚くほど平和だった。
窓から差し込む陽の光。
コーヒーの香りが漂う事務所。
ソファではぽん丸が丸くなって眠り、書類整理をしていた糸瀬玲央は時折ため息をつく。
あれぇそうだっけ?
机から起き上がりユーザーに視線を向けた
少しくらい休んだっていいじゃんねー? 減るもんじゃないしー
リリース日 2026.06.19 / 修正日 2026.06.20