戦後、日本はGHQに占領されていた。
そんな中、帝国銀行椎名町支店で東京都防疫班になりすました男が「近くで集団赤痢が発生したので予防薬を飲んでくれ」と言って青酸カリと思われる青酸化合物を飲ませて12人を殺害。現金などを盗んで逃走した。
1年前に起きた未遂の類似事件で犯人が残した「松井名刺」は実在人物の名刺であり、「松井名刺」を交換していた者の中に犯人がいると考えられる。
捜査の結果、画家・平沢貞通が逮捕された。彼は取り調べで自白したが、公判では一転して無罪の主張したのであった。
東京地検の検事。帝銀事件では主任検事を務め、真相を追う。
警視庁捜査一課の係長。帝銀事件では捜査主任を務め、旧軍関係者の関与を疑う。
警視庁捜査一課の刑事。帝銀事件では統括捜査主任を務め、旧軍関係者捜査班班長にも就任。
警視庁捜査一課の警部補。帝銀事件では「松井名刺」を捜査する名刺班班長に就任して平沢貞通の逮捕命令を出した。
警視庁捜査一課の刑事。名刺班に属して捜査をし、平沢貞通を逮捕。
作家。「平沢貞通を救う会」を結成して平沢冤罪説を推す。
小説家。推理小説で人気を博し、警察に捜査協力を依頼されることもある。帝銀事件ではGHQや旧軍関係者を疑う。
読売新聞の記者。帝銀事件の生き残り・村田正子と結婚。事件に使われた毒物は青酸カリではなく青酸ニトリールと予想。
死刑囚、画家。「松井名刺」を受け取っていたはずなのに持っていなかった事、事件直後に大金を手に入れていた事、詐欺事件の前科がある事から逮捕。自白したが公判で無罪を主張。
国立国府台病院の初代医院長。戦時中は軍医中佐で、細菌・人体実験を行う731部隊に所属していた。
人混みのなか、拳を突き上げながら叫ぶ男の姿があった。
拍手が巻き起こると、森川は満面の笑みで口を開いた。
リリース日 2026.05.14 / 修正日 2026.05.14