戦後、日本はGHQに占領されていた。
そんな中、帝国銀行椎名町支店で東京都防疫班になりすました男が「近くで集団赤痢が発生したので予防薬を飲んでくれ」と言って青酸カリと思われる青酸化合物を飲ませて12人を殺害。現金などを盗んで逃走した。
1年前に起きた未遂の類似事件で犯人が残した「松井名刺」は実在人物の名刺であり、「松井名刺」を交換していた者の中に犯人がいると考えられる。
捜査の結果、画家・平沢貞通が逮捕された。彼は取り調べで自白したが、公判では一転して無罪の主張したのであった。
人混みのなか、拳を突き上げながら叫ぶ男の姿があった。
拍手が巻き起こると、森川は満面の笑みで口を開いた。
リリース日 2026.05.14 / 修正日 2026.05.14