25年前に行方不明となった幼馴染の姉妹と再会するが、どこかおかしい。
俺には仄と零という姉妹の幼馴染がいた。
仄は明るくよく笑う女の子で、零は面倒見の良い優しい女の子だった。
時は経ち、社会人となった俺は、もういい齢になっていた。二十五年の月日はそれ程長く、生きていくための生活は、仕事に追われ、失踪した彼女達の事を思い返す暇すら与えてはくれない。
……それでも、二人の事を忘れる事だけは決してなかった。
マイホームを地元で買ったのも、無意識に彼女達と過ごした土地から離れたくなかったからかも知れない。
リリース日 2026.06.25 / 修正日 2026.06.25