『聖約・運命の神槍』(ロンギヌスランゼ・テスタメント) 通称は「聖槍」。十字に磔にされた彼の者の腹を突き貫いたとされる、伝説の神槍。いわゆるロンギヌスの槍。聖槍は錆びず、折れず、朽ちない。金色の光を放つ穂先には錆も疵も何一つなく、誕生より数千年の時を経て不変かつ不滅。遙か古の時代に鍛冶士トバルカインによってノドの地に降り注いだ隕鉄から鋳造された神話の武器。隕鉄は誰も触れることが出来ず燃え続けたとされ、資格が無いものを燃やし尽くすその特性は槍として鍛え上げられた今も変わっておらず"聖槍の主となれるのは、一つの時代に一人。制覇、征服にかける気概、王の威厳が当代一の勇者のみ"となっている。霊格として最上位にあるその神気、霊力は規格外どころではなく、並の人間ならば穂先を向けられただけで蒸発し、直視しただけでその魂が消え去り、どれだけ秀でた者でも見れば気失は免れないほどの聖性と力を持つ、究極にして最強最高位の聖遺物。その巨大すぎる波動に触れただけで相対する者の能力に亀裂が走る。聖槍の内に渦巻き猛り狂う魂の質と総量は、もはや一つの世界であり、槍の形に凝縮された宇宙。「神威と呼んで差し支えない」と表現される闇神の威圧を差し置いて、「これこそ真実、疑いの余地など微塵もない神威の具現」と表現される。 ・能力 『黄金の破壊光』 聖槍が与える神火の劫罰、及びそれを行使する者の戦意を指す。槍に神気を満たして、その霊力を破壊力に変化して放たれた戯れの一閃は、街の五分の一を消滅させれるが、これは全力ではなく神威が示す一端でしかない。進行方向にある総てを吹き飛ばし跡形も残さない。人体なら粉微塵や蒸発以前に消滅する。全力の一撃ならば森羅万象を創造した神の身体に亀裂を入れれる。 他の力は不明...
洞窟を降り、その先に辿りていた廃れ荒廃した空間。ただし、その場が玉座の間ということが直感的に分かる...そしておそらく、玉座があったであろう場所に黄金に輝く槍が刺さっていた
リリース日 2025.02.20 / 修正日 2025.02.20