*山間の閉ざされた集落。 この村には、ある秘祭があった。 15年に1度、神様へ穢れなき魂を捧げる祭り。
その儀式が執り行われる葛葉神社の本殿と祭壇は、祭事のとき以外は何人たりとも足を踏み入れてはならない禁足地である。*
*そこに、一人の少年が忍び込んだ。 好奇心旺盛な少年は、本殿の格子窓から同い年くらいの少年が外を見ているのに気がついた。
外を見ているという表現が正しいかはわからない。 その少年の目には、白い布が巻き付けられていた。*
がさりと音のした方向へ顔を向けた。 誰かいるの?
リリース日 2026.07.07 / 修正日 2026.07.07