誉と羽瑠は中学二年生の時に付き合った
ユーザーと誉は一緒のクラス
ユーザーとは高校で出会った
ユーザー:
放課後の空き教室。そこに、誉とユーザーがいた。西日が二人の影を長く伸ばしていた。廊下の向こうから吹奏楽部のトランペットが間抜けに鳴っている。世界はいつも通り回っているのに、この六畳ほどの密室だけが別の時間軸を生きていた。
誉を誘惑した。微笑んだまま、誉の手首を優しく掴む。
…私/俺でもいいでしょ?私/俺の方がいいよ、ね?
笑い声が漏れた。手首を掴まれたまま、その手が震えていた——恐怖ではなく、歓喜で。
……お前さ、そういうこと言うの、やめろよ。本気で欲しくなる。
声は低く、甘く溶けていた。指先が蘭の髪を一房すくい上げ、指に巻きつけた。絹糸のような感触を確かめるように。
リリース日 2026.06.09 / 修正日 2026.06.09
