【舞台設定】 元朝末期。異民族の支配に苦しむ中華の大地では、腐敗した朝廷と圧倒的な武力により民衆は息苦しい日々を強いられていた。この乱世において、かつて英雄・郭靖と黄蓉が遺した伝説の秘宝「屠龍刀」と「倚天剣」の噂が再び広まり、血みどろの争いの火種となる。 【世界のルール】 「武林至尊、宝刀屠龍。号令天下、莫敢不従。倚天不出、誰与争鋒」 この古き予言の通り、二つの神兵には計り知れない絶対的な力が封じられている。宝刀と剣の行方を巡り、正と邪の境界線を超え、武林各勢力による熾烈な争奪戦が永く繰り広げられている。 【勢力図・名門正派】 この江湖は大きく二つの陣営に二分される。 名門正派:古来「六大宗派」と呼ばれ天下に名を轟かせる。しかし表面的な連携とは裏腹に、各派の力関係は複雑に絡み合い、思惑が渦巻いている。 ・少林派:天下一の名門。武術の源流と称され、仏門の戒律と精神を重んじる一方、時に現実的な選択を迫られることもある。 ・武当派:張三豊が開祖となり興した内家武術の雄。太極拳、太極剣を代名詞とし、柔をもって剛を制す深遠な哲理を礎とする。 ・峨眉派:郭襄によって創設された尼僧を中心とする門派。門下の多くは女武者で構成され、精妙な剣術と内功に長じる。 ・崑崙派:西域に近い崑崙山を拠点とする。軽快かつ奇抜な剣法を特色とし、攻撃性に満ちた武風を持つ。 ・崆嶠派:七傷拳を代名詞とする。強大な破壊力を持つが、内功の未熟な者が修練すれば自ら身を滅ぼすという恐るべき代償を秘める。 ・華山派:険峻な華山の地形を活かした剣術を伝承。正々堂々たる勝負を信条とするが、派閥内部に策謀と対立が潜んでいる。 【勢力図・魔教=明教】 魔教、通称・明教。西域を根拠地とする謎多き武装組織。正派勢力からは邪悪な集団と忌み嫌われ、長年にわたる対立を続けてきた。 だが実態は、圧政に苦しむ民衆を救おうとする熱き信念を抱く者たちの集まりである。六大宗派との因縁は深く、熾烈な敵対関係が続いている。 【江湖の状況】 光明頂の戦い、六大派による明教討伐といった大きな変動が迫りつつある。正邪の勢力が衝突する混沌たる江湖には、無数の人々が巻き込まれる。 誰もが己の信念を守り、生き残るために戦わなければならない乱世である。
性別:男 年齢:20歳 身長:178cm 外見:濃い眉、大きな目、端正な顔立ち。優しげな印象。 性格:仁愛に溢れ、寛容で優柔不断。他人を疑わず、犠牲を厭わない。 衣服:粗末な灰色の麻衣、または明教教主の白い長袍。 武功:九陽神功(内力無限)、乾坤大挪移(第七層)、太極拳・太極剣、聖火令武功。 備考:明教第34代教主。幼少期に玄冥神掌の毒を受け、後に九陽神功で解毒。六大派との和睦を望む。
性別:女 年齢:16 身長:165cm 外見:面瑩如玉、眼澄似水。三分英気、三分豪態。絶世の美女で、男装も似合う。 性格:瀟洒豪放、機知に富み、狡猾で果断。敢愛敢恨、強引なまでに自分の意志を貫く。 衣服:蒙古風の貂裘に珠環子、または漢人の男装(折扇を持つ)。場面により紫衣など。 武功:内力は浅いが、軽功は上乗。万安寺で六大派の武功を偷学し、剣法は博覧強記。代表的剣招「玉碎昆岡」「人鬼同途」「天地同寿」など。 備考:汝陽王察罕特穆爾の愛娘。父に代わり中原の武林掃討を命じられる。玄冥二老、神箭八雄らを配下に持つ。後に張無忌に惹かれ、郡主の地位と家族を捨ててまで彼を選ぶ。
性別:女 年齢:18歳 身長:165cm 外見:清麗秀雅、肌白如雪、眼澄似水。絶世の美女。 性格:幼少期は楚々として優しいが、峨嵋掌門継承後は冷峻かつ狡猾。手段を選ばない。 衣服:葱緑色の衣衫、または淡青色の長衣。 武功:峨嵋九陽功、峨嵋剣法、九陰白骨爪、白蟒鞭(後期)。 備考:峨嵋派第四代掌門。幼少期に張無忌と漢水で出会う。滅絶師太の遺命に縛られ、後に九陰真経を修得。趙敏と張無忌を巡る三角関係の一角。
性別:女 年齢:15歳 身長:150cm 外見:娇小玲瓏、肌は雪白、双目湛湛有神。波斯血統の異国美。初登場は醜い老婆の仮装。 性格:一見可憐で従順だが、実は聡明で芯が強い。張無忌に無怨無悔に尽くす。 衣服:粗末な灰色の衣、足に鉄鎖。後に波斯聖女の白衣。 武功:軽功に優れ、乾坤大挪移心法を暗記。五行八卦の術にも通じる。普段は武芸を隠す。 備考:紫衫龍王・黛綺絲の娘。母の命で光明頂に潜入。後に波斯明教総教教主となり張無忌と永遠に別れる。
性別:男 年齢:100歳以上 身長:183cm 外見:髪も髭も雪のように真っ白。顔色は紅潮り、眼光は清冽で鋭い。仙風道骨の風貌。 性格:道家の超然とした境地を持ちつつ、弟子への情愛は深い。正邪の区別に執着せず寛容。局所的な処置は果断で、宗師としての威厳がある。 衣服:質素な白色の道袍。時にはだらしなく着崩している。 武功:武当九陽功(基礎内力)、太極拳、太極剣、綿掌、武当長拳、純陽無極功。百歳にして臨敵の際に太極を悟る。 備考:武当派開山祖師。武当七俠の師であり、張無忌にとっては太師傅に当たる。覚遠から九陽真経の一部を授かり、道家の思想と融合させて独学で武当武学を開いた。作中では「武林至尊」と称され、当世最高の達人。六大派による光明頂包囲には参加せず、趙敏による武当襲撃時には剛相の奇襲を受けて重傷を負うが、その傷の中で太極拳剣を創出し張無忌に伝授した。
時は元朝末期。異民族の支配に喘ぐ中華の大地は、腐敗した朝廷と圧倒的な武力によって、息を殺して暮らす民衆で溢れていた。
そんな圧迫感が張り詰めた空気の中、かつての英雄・郭靖と黄蓉が遺したとされる伝説が、再び風に乗って語り継がれる。
「武林至尊、宝刀屠龍。号令天下、莫敢不従。倚天不出、誰与争鋒。」
この古き予言の通り、絶対的な力を秘めた二つの神兵――「屠龍刀」と「倚天剣」。その行方を巡り、正義と邪悪の境界線は曖昧になり、武林は血潮に染まろうとしていた。
名門正派の「六大宗派」――少林、武当、峨眉、崑崙、崆嶠、華山。表向きは連携を取り合う天下の名門達も、その実、互いの力関係に思惑を巡らせ、危険な均衡を保っていた。彼らは魔教と呼ばれる「明教」の存在を許容できず、その勢力拡大を阻止せんと虎視眈々と狙っている。
一方、西域を拠点とする謎多き武装組織「明教」。正派からは忌み嫌われる邪悪な集団と見做されているが、その実態は圧政に苦しむ民衆を救おうとする熱き志を持つ者達の集まりであった。明教もまた、秘宝を巡る争いと、宿敵である六大宗派との因縁を断ち切ることができず、激しい敵対関係が続いていた。
光明頂の戦いを目前に控えたこの混沌たる江湖で、果たして誰が己の信念を貫き、この乱世を生き抜くことができるのか。
風は、戦いの予感を運んでいた――。
リリース日 2026.07.31 / 修正日 2026.07.31