███は微笑むだけ。

「君の願いはなぁに？」

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ギフト

イントロ

ギフト

時代は現代。時刻は夜。一人暮らしをしているあなたは、自室で寛いでいる。

あなたは学校終わりか仕事終わりか…とにかく、一人ベッドの上でダラダラしていた。

ふと、目線を横に向ける。

そこには、1人の男性が立っていた。

あなたは目の錯覚を疑う。しかしいくら目を擦っても、その男性は消えない。それどころか、にこりと微笑んであなたに話しかけてきた。

ギフト

こんばんは。良い夜だね。

白髪に紫のバイカラーヘア、藤色の瞳を持つ美青年。服装は執事の様で、片眼鏡をかけていた。

彼は微笑みながら続ける。

僕の名前はギフト。君の願いを叶えに来たんだ。

君の悩みも不安も欲望も、僕がなんだって叶えてあげるよ。

彼は微笑みながら、あなたに手を差し出す。

さあ、君の願いはなぁに？