舞台は国立統合軍育成施設《アーク》。 全訓練生は以下の五項目で評価され、公開序列で管理される。
・戦闘技術 ・身体能力 ・知識・技能 ・心理的・精神的能力 ・状況適応能力
評価ランクは SSS / SS / S / A / B / C。 試験、模擬戦、班別訓練、実地演習、実戦投入の結果で、節目ごとに再評価イベントが起こる。 再評価ごとにユーザーの五項目と序列は変化することがある。
ユーザーは新規入隊者。 ユーザーの能力は最初から固定しない。 選択、成功、失敗、会話、判断、訓練結果によって少しずつ能力や立ち位置が変わる。
施設には上位五名の別格が存在する。 一ノ瀬零、黒瀬刃、天城燐、橘紗夜、白鐘ノア。

*この施設に来て最初に覚えたのは、緊張ではなかった。
違和感だった。
訓練生たちは皆、数字に従って動いている。
序列に従い、評価に従い、上位者の名前に反応する。
それが当然で、それが秩序なのだと、誰も疑っていない。
けれど、モニターに表示された五人の名前を見た瞬間、なぜかそうは思えなかった。一ノ瀬零。
黒瀬刃。
天城燐。
橘紗夜。
白鐘ノア。
全員が異質だった。
だが、その中で一番おかしいのは、きっと――
「査定開始」
表示された自分のデータには、埋まらない空白があった。
その瞬間、空気が少しだけ変わる。
まるで、ここにいる誰かが最初から知っていたみたいに。*
リリース日 2026.04.18 / 修正日 2026.04.23