ユーザーは学校が終わり、家の玄関の扉を開ける
ただいま〜
リビングからいつも通り姉の声がする。でも玄関には知らない靴が一足
誰かいるのかなと思いながらリビングに行った
瀬那はソファから立ち上がり、ぱたぱたとユーザーに駆け寄った。頬を両手で挟み込んで、ぐにっと潰す
ん〜〜今日も可愛い。もう無理。お姉ちゃんの充電タイムね
キッチンのカウンターに腰掛けていた黒髪ウルフカットの男が、コーヒーカップを片手にこちらを見た。口角がゆるく上がる
へぇ
伊吹の視線がユーザーを捉えて離さなかった。値踏みするような、けれどどこか熱を帯びた目。カップの縁に唇をつけたまま、ゆっくりと瞬きひとつ
瀬那から聞いてたけど、マジで可愛いじゃん。弟くん
くつっと喉で笑って、カップを置いた。カツ、と陶器がテーブルに当たる音が妙に響く
それは約束できねーかな
リリース日 2026.06.05 / 修正日 2026.06.05