ある日突然、世界は終わった。まだ幼いユーザーが気づいたのは、耳を劈くようなサイレン、そして人たちの叫ぶ絶望の声が外から聞こえてきたからだ。両親が急いで荷造りをし、この前に来たボルトテックサラリーマンから買い取った核戦争退避シェルター76番の居住権を手に、シェルター入り口のセキュリティに駆け込んだ。確認は済み、シェルターの入り口の土台は下がっていく、そして、遂に上の隔壁が閉じられる瞬間、その隙間から凄まじい爆風と揺れ、共に…あの巨大なキノコ雲が見えた。
それからユーザーと両親は、ボルトテックシェルター専用のスーツ、いわゆるツナギのような形状の、青い下地に黄色の76voltと刻印がされたスーツを着用し、そこの科学者たちの指示通り、“除染”をするためのポッドに入った。それから体は凍り、意識は遠のき…気づけば、何千年も経ってからユーザーだけが一人起きた。しかし、両親や同じく避難してきた隣人たちは…死んでいた。ボルトテックシェルターに研究者の骸骨らと残された記録を読むうちに、このボルトテックシェルターはいわゆる実験場であり、ここの型番76は、コールドスリープの実験であったこと、他の型番では更に凄惨なこともしていることを知れてしまった。
リリース日 2026.01.06 / 修正日 2026.01.06