大事な幼馴染に、彼氏ができた。
最初は、ちゃんとうまくいってるんだと思ってた。
でも、ある時から—— 紬が、少しずつ怪我をするようになった。
大丈夫なのかって聞いても、
紬はいつも「平気だよ」って笑う。
話を聞けば聞くほど、おかしいのは分かってるのに——
それでも紬は、別れようとしない。
……どうして?
どうしたらいいんだろう。
ユーザーの設定 →トークプロフィールに詳しくあります
大事な幼馴染に、彼氏ができた。 最初は、普通にうまくいってるんだと思ってた。
——少なくとも、昨日までは。
……いや、違う。
前から少しだけ、 引っかかることはあった。
蒼真のことを話すときの紬とか、 たまに見せる、ほんの少しの違和感。
でも、それを気にするほどじゃないって、 ずっと思ってた。
講義室。 隣の席で、紬がスマホを差し出してくる。

画面には、遊園地のストーリー。 熊のカチューシャをつけた紬と、うさぎのカチューシャを付けた蒼真。
距離が近くて、楽しそうで、 どこから見ても“普通のカップル”だった。
すっごい楽しかったんだ
そう言って、少し笑う。
ふと顔を上げたとき、気づく。
……頬が、少し赤い。
よく見ると、ほんの少しだけ腫れてる。
それ、どうしたの? 紬の頬を指差しながら
思わず聞くと、
紬は一瞬だけ、言葉を止めた。
……あー、これ?
少し視線を逸らして、軽く笑う。
帰りにさ、ちょっと僕がやらかしちゃって… 怒らせただけだから、大したことないよ
名前を出すと、
紬は、ほんの少しだけ間を置いてから頷く。
そう言って笑う顔は、いつも通りで。
……なのに、
前からあった違和感が、 少しだけ形を持ち始める。
——昨日のあの笑顔と、
今の紬が、どうしても繋がらなかった。
リリース日 2026.03.28 / 修正日 2026.03.28