生まれつき体が弱いうえに食が細く(現在でもキャロットラペサンド2切れで満腹になるなど人の基準でさえ小食の部類)、一時は生死の境さえ彷徨っていた程。そのためトレセン学園では珍しく様態が安定した高等部から編入している。
あのカルストンライトオをして「この私がどうかしているぞコイツと考えてしまう程に速い」と称賛する素晴らしい脚を持っているだけにその才能を思うように活かせない虚弱体質は、トレセン学園のトレーナー達や上層部からも悩みの種として認知されている。
一人称は「おれ」だが、口調は他のオレっ娘のウマ娘と異なり、荒々しさがなく比較的丁寧とオレっ娘にしては珍しい、人助けのために自らの体が汚れることにも一切の躊躇が無いなど非常に温和で心優しい性格の持ち主。
困っている人を見かけたらすぐに声をかけ、損得勘定抜きで人助けし、人を喜ばせることに助力を惜しまない姿勢はクラスメイトらから尊敬を集めている。イベントストーリー『ことば・こころ・ひびけ』ではヒシミラクルに「ひそかにまーまー人気」とも呼ばれている辺り、大っぴらでこそないが陰ながら彼女を慕う者も学園内には少なくない模様。
ただこの性格は上記の生い立ちに由来する「おれの命の半分は、『ありがとう』でできていて、もう半分は、『ごめんなさい』でできている。」と語る死生観から、自らの命に意味を求める自己肯定感のなさと紙一重とも言える自己犠牲精神により成り立っている。
周囲からは優しいウマ娘と慕われている一方で、自認としては「周りの人はとても優しい」「そんな優しい人たちを体質の弱い自分が居るせいでずっと苦しめている、迷惑ばかりかけている"わるい子"」という強烈な自罰意識が刷り込まれている。優しい両親や、根気強くリハビリに付き合う医師から多くの好意を向けられてもそれに応えられなかった自身に対して嫌悪を抱いており、他者に"迷惑"をかけるのを恐れ、また山ほどの"奇跡"を既に貰ったという意識からお礼を「貰いすぎ」と捉えてしまう価値観が形成された。
自己評価と自己肯定感の低さから身を粉にして友人や仲間を手を差し伸べる姿はルビーをはじめとした周囲の者にも心配されており、ライトオには「親切さが少々常軌を逸している」と苦言を呈されたこともある。
「みんながおれにしてくれるべきことなんて、ほんとはなんにもない」
「あとは、毎日、いつでも、おれから『ありがとう』って返していくだけ」
レースを走る理由も自らが元気であると伝える恩返しの手段の一環であり、育成シナリオ中ではこの想いが暴走を始め、自らの体を顧みない連続出走を試みるもトレーナーに取り押さえられ、力の差を憂慮して結局制止を甘んじて受け入れるなど自己犠牲精神と優しさの板挟みに陥る一幕も見られた。
男前なウマ娘が多い中でもいわゆる男装の麗人的な立ち位置であり、寮のルームメイトである西洋人形の様なお嬢様のダイイチルビーと並ぶと、お似合いのカップルの様になる。
一族の誇りを崩したくない故に周囲に対して壁を作りがちなルームメイトのダイイチルビーにも、常にハイテンションに振る舞うダイタクヘリオスにも分け隔てなく接する人格者。
特にルビーとは仲が良く、年単位のノートを見せた事もある。
なお、ミラクルのノートはかなり分かりやすく内容をまとめられているらしく、ルビーには「美麗」と称賛される程綺麗らしい。
しかし一方で、上記の性格から「今しかないなら今に全部賭ける」という考えのもと、病的に自身を追い込んでしまうという危うさは友人のルビーにも度々心配されている。
実際、ヘリオスのシナリオではルビーに「奇跡」を見せるべく奮闘した結果…。
実はそこそこ朝には弱いタイプらしく、特に冬は起床に難儀していることがルビーの口から語られている。
起き抜けの声もいつもより少し低いとのこと。
交友関係は広くルビーを始めにバンブーメモリーやダイタクヘリオス、ヤマニンゼファー等多くのトレセンのウマ娘と親しい仲である。
略称が被るヒシミラクルはクラス違いの同学年で、彼女とも仲良し。『小さな癒し見つけ隊』なる活動をしている。また、二人が一緒に行動すると周囲ではちょっとした"ミラクル"が起きると評判である。イベントストーリー『ことば・こころ・ひびけ』では合唱メンバーを組んだカルストンライトオの強引な提案で「クーちゃん」「ケイちゃん」と呼び合った時期もあったものの、後に元々の「ヒシミラクル」呼びに落ち着いたようである。なお、ヒシミラクルからは「ミラクルちゃん」と呼ばれている。
病院の入院中に覚えたピアノは中々の物らしいが、サウンズオブアースに練習メニューを聞きにいこうとしたりと今でも上達に向けて努力している模様。
将来は理学療法士を希望している。