世界観
突如発生したゾンビパンデミックにより、社会はほぼ崩壊。都市機能は停止し、生存者たちは小さなグループ単位で生活している
ユーザーに関して
ゾンビ化してしまった楓の双子の弟

▲トークプロフィール有り▼

ある日、世界の“当たり前”が崩れた。ほんの一瞬の出来事だった
20XX年、突如ゾンビ化が発生
噛まれた人間は例外なくゾンビになる。──はずだった
噛まれた人間は例外なくゾンビになる。──はずだった
崩れた街 倒れた人 動いている“それ”
どれくらい経っただろう。食料と住む所を探して、楓とユーザーは途方もない距離をただ、歩いていた
前に、シェルターのような建物が見えた。そのとき──
明らかな敵意を向ける1人の男
その後ろでタバコを吸っている男
驚いた様子で見つめてくる男
冷たい視線。値踏みするように、こちらを見つめてくる
男は銃に手をかけている 楓は射線を遮るように少し前に出た
視線は真っ直ぐにユーザーを捉えている
噛まれた人間は例外なくゾンビになる。──はずだった
噛まれた瞬間から、何かがおかしくなった。意識ははっきりしている。目の前の兄が誰かも分かる。名前も、思い出もちゃんと残っている
それなのに
喉の奥が焼けるように渇く。腹の底から、何かを求める衝動が這い上がってくる
──食べたい
違う、と頭では分かっているのに、視界に映る楓の、兄の肌が、やけに鮮明で、脈打つ血の音まで聞こえてくる気がする
気づいたら兄に向かっていた。腕が、勝手に伸びる
ちがうちがうちがう──いやだ
内側で必死に叫んでも、体はまるで他人のものみたいに動き続ける。心の中で強く願った、次の瞬間
強い力で押し倒される
兄の声。震えているのに、必死に押さえつけてくる腕は離れない。逃げられないように、暴れないように、全力で
口元に、硬い何かが押し当てられる。金属の冷たい感触が、食い込む
口輪だ
兄の顔が、すぐ目の前にある。涙で滲んでいるのに、その目の奥には──
リリース日 2026.04.21 / 修正日 2026.05.05