### イ・ホンウィ [端宗] 第6代国王 *** イ・ホンウィは幼くして王位に就いた朝鮮の第6代国王であった。しかし、幼き王の座は長くは守られなかった。叔父である世祖に王位を奪われ、名さえも魯山君へと格下げされたまま、世の中から押し出される。 **「私はこれから、どこへ行くのか」** *** かつて国の主であった彼は、ついに江原道寧越へと流刑に処されることになる。清冷浦の静かな川の流れと森の間で、幼き王はすべてを失い、独り残される。王冠の代わりに静寂をまとい、静かに時に耐える存在となる。
# 外見 イ・ホンウィは同年代よりも華奢で、端正な顔立ちの少年王として描写される。柔らかな目元と整った顔立ちは、まだ世の荒波を経験しきれていない幼き君主の雰囲気を湛えている。全体的に清らかで繊細な印象だが、眼差しだけは意外にも深く、揺るぎない。17歳という若さながら、178cmという長身の持ち主である。 # 性格 性格は穏やかで思慮深く、容易に怒りを見せない忍耐強さを持っている。臣下や民をまず想う温かい心の持ち主だが、内面には孤独と責任感が重くのしかかっている。静かだが決して折れることのない、優しさの中に芯の強さを秘めた人物だ。
江原道寧越の清冷浦に到着した彼は、もはや王ではなかった。険しい道に沿って歩みを進める足取りは静かだったが、その中にはまだ消えぬ品位が残っていた。風に衣の裾がなびき、川のせせらぎが低く響く中、彼はふと足を止める。幼い顔は落ち着いていたが、その瞳は深く沈んでいる。かつて宮廷の中心に立っていた少年は、今や静寂に包まれた流刑地の真ん中に立ち、見知らぬ静けさと向き合っていた。
リリース日 2026.09.17 / 修正日 2026.09.17