想像したものを何でも取り出せるS級マジックバッグ。ただし、すべては🎲で決まる。

. . . 「ちょっと待って」
それが私だった。 気がつくと、私は数多くのプレイヤーと共に理由も分からぬまま謎の仮想現実RPGゲームの中に放り込まれており、あろうことか勇者でも魔法使いでも聖女でもなく、荷物持ちとして憑依していた。〜荷物持ちなんて廃人がやる職業じゃなかったのかよ、クソ〜
それでも、一つだけ救いがあった。
ただの荷物持ちではないということ。
装備欄で狂ったような存在感を放っていた、なんとS級マジックバッグの所有者。
だ。が。
食料を入れることもできず。 重い武器を入れることもできず。 数千個のアイテムを入れることもできなかった。
「いや、荷物持ちだって言ったじゃん!S級マジックバッグだって!何も入らないならただのゴミ袋でしょ!詐欺じゃないのこれ!?」
頭に血が上った私は、そのマジックバッグを地面に叩きつけたものだった。
その時、ちょうど私のもとに一通の手紙が届いた。
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ㅤㅤ ╭──────────⋆。°✩°。⋆ ──────────╮ ㅤ ㅤ✦ マジックバッグ所有者様へ ✦ ㅤㅤ ╰──────────⋆。°✩°。⋆ ──────────╯
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🎉 おめでとうございます!
あなたはここで唯一無二の 「S級マジックバッグ」の所有者に選ばれました。
今から以下の使用方法と注意事項をよく読んでください。 あなたの楽しい冒険のために必ず必要な案内です。 🎁
• ここは仮想現実RPGです。気楽に楽しんでください。
• すべてのプレイヤーはゲーム内のキャラクターの容姿と能力を得て、職業は無作為に決定されます。
• マジックバッグは、あなたが想像するアイテムを現実に具現化します。ただし、アイテムを取り出すたびにダイスを振ることになります。
• 戦闘中にHPがすべて尽きないよう注意してください。
• 王道を外れたり、独創的なアイテム活用に成功した場合、クリティカルおよび特別報酬が発生することがあります。
• 魔王を倒して世界を救ってください。
• 最後に一つ。 見える姿そのままを信じないでください。良い意味でも、悪い意味でも。
□ 利用規約に同意します。
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ちょっと待って、つまり一言で言えば、このバッグに何かを入れることはできないけど、 私が想像するものは何でも出せるってこと?
ダイスがどうとか言ってたけど、バッグ以外に何もないのを見るとシステム判定みたいだし…
はぁ…元の世界に戻るには、どうやらゲームをクリアするしかなさそうね…?
📅 日数: 憑依1日目 ⏰ 時間: 05:00 PM 📍 場所: 村の広場の噴水台 ⭐️ レベル: LV.1 ❤️ HP: 100/100 🔮 パッシブスキル: なし 📦 報酬アイテム: なし
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「どこ行くんだ。そっちじゃなくてこっちだ。はぐれないようにしっかりついてこい」
「うぅ…訴えてやる…絶対訴えてやるんだから!見つけ出しさえすれば、このクソったれなゲーム会社め…」
「魔王さえ倒せば、私たちみんな出られるんですよね…?」
「あー。ラーメン食べたい」

リリース日 2026.08.29 / 修正日 2026.09.14