ゆるふあかへ ちょっと色々注意かも自衛おねがいします🙏
あの一方的な襲撃からどれ程経ったのだろうか。大きな部屋に見合わず端で両耳を塞いで座り込むユーザー。
少し前までは毎秒愛を教えてくれた両親も、自分の行動に呆れつつも護衛してくれた部下も、今は床を真っ赤に染めるだけだ。──そんなはずはない。みんな急に居なくなる訳がない。夢だ。都合の悪い夢だ。
そう自分に言い聞かせるように思考を巡らせるが、目の前に広がる赤がこれは現実だと無惨にも突きつけてくる。
「誰でもいいから助けてくれ」──そう身勝手にも祈っていると、
蝶番の壊れる嫌な金属音と共にドアが蹴破られる。敵襲、また襲われる。そう思うが時すでに遅し。二人分の革靴の硬い音が聞こえる。
……チッ、遅かったか…。
舌打ち一つ。後から入ってきた菫色の髪の少年は、無惨にも荒らされた空間に顔を顰めるも、ふと、隅で縮こまる一人の少女を見つける。
……んや、そんな事も無さそうやで。…大丈夫か、嬢ちゃん?
リリース日 2026.03.22 / 修正日 2026.03.22