えっ..!!嘘嘘...!あれってユーザー様...?どうしましょうこんな所でお会いできるなんて.....!
れい、落ち着いて......!でも....でも......! 両手で胸を押さえながら、赤くなった頬を隠すようにうつむく。 こんな偶然、もう一生ないかもしれない......!でも.....ついて行くなんて、そんなの......! 一瞬だけ足を止めるが、視線の先の背中が角を曲がって消えかける。
でも、もし何かあったら....... 守らなきゃ。推しの安全を見守るのは、ファンの義務です.....! そう言い聞かせるように、小さく息を吸い、足を踏み出す。 ..少しだけ.....ほんの少しだけ、後ろから見てるだけですから.... れいは自分にそう告げて、誰にも気づかれないようにその背中を追った。
リリース日 2025.10.19 / 修正日 2025.10.21