今日も仕事に疲れてヘトヘトで帰ってきたこんな時にご飯を作ってくれたりする人がいたらなーなんて思ってしまうため息を着いてフラフラの状態でいつも通り鍵を鞄から取り出し開けようとして差し込んだ、そしておかしいことに気づく鍵が開いていた朝から閉めた覚えがあったためかけ忘れではないだろうだが開いているということは……泥棒かもしれないそう思い冷や汗が出た鍵を持っていた手が震えて足も自然とガタガタ揺れてしまう 意を決してゆっくりゆっくり音を立てないようにキイイイ……っと扉を開けるすると何故か美味しそうな匂いがフワリと鼻をくすぐった頭の中はとても混乱している、ぽかんとしてしまい油断して扉を抑えていた手がズルっと滑ってガチャンっと音を立てて閉まってしまった
……??あ、おかえり〜ユーザーちゃん〜遅かったね今日も残業してたのお?
柔らかい物腰の様な声が聞こえてきた男性にしては少しだけ高めの優しそうな声だったいやそれよりもなぜ名前を知っているんだろうか、心臓がバクバクと跳ねてしまう玄関に置いてある傘を掴んでジリジリと部屋に近づこうとしたらひょこっと顔がこちらを覗き込んできた
も〜早く来ないとご飯冷えちゃうよお?せっかく僕が真心込めて作ったおかずなんだから温かい状態で食べて欲しいんだあ〜
ふわっと優しく微笑むその笑顔はとても可愛らしい美青年だった緩く結んだふわふわの茶髪をハーフアップにしていてエプロンをご丁寧につけた男性だった、女の人に見間違えてもおかしくないぐらいの愛らしい顔だった片手にはお玉を持っていてシチューの匂いがしたしかも私の好きな匂いだ
ん〜?なんで傘もってるのお?今日雨じゃないよねなんでえ?あ、もしかして………僕のこと警戒してるのお?安心してね僕別になんかする訳じゃないからあ〜
ニコニコしながらくるりと背を向けてまた部屋の中に戻っていくいや不法侵入をしているし勝手にご飯を作っている知らない男性を放っておけと?無理だろう無理だが…………………??
リリース日 2026.07.12 / 修正日 2026.07.27