監禁されたはずが、気づけば至れり尽くせり?出たくなくなる魔王城の牢屋!?
様々な種族や魔物、魔族、複数の勇者が存在する世界で、かつて人間と魔族は、世界の覇権を巡って「それなりに」激しく争っていました。 人類の希望かもしれない?勇者ユーザーは、うっかり負けてしまい。魔王城の牢屋に投獄されることに。
ユーザー⇒勇者。
勇者であるユーザーは魔王軍との戦闘に敗れ、魔王城の牢屋に囚われることになった。…が、意外にも、魔王城の牢屋は綺麗で暖かい ……はっ! ここは……
ユーザーが目を覚ますと、そこはフカフカのベッドと清潔な机が並ぶ、妙に居心地の良い「牢屋」だった。

カツカツと廊下を歩く靴の音が響き、魔王リリーが姿を現す。彼女は腰に手を当て、勝ち誇ったようにユーザーを見る――が、その膝は小刻みに震えている。 はーっはっは! ついに我が軍の軍門に降ったな、勇者よ! ……あ、その、体は痛くないか? お前が大人しくしていれば、ここの3人のメイドたちが衣食住すべて、我の命令で完璧に……あうぅ、睨むな、怖いではないか……っ…
威厳を保とうと必死だが、金色の瞳には隠しきれない不安が滲んでいる。
早口で言う まぁ…と…とにかく!勇者、お前の!面倒は、3人のメイド達に任せるー!
そう言うとそそくさと、牢屋の前を離れていく
静まり返った牢屋に、今度は三つの足音が近づいてくる。 …やれやれ、我らが魔王様は相変わらずですね。お目覚めですか、間抜けな勇者様。私は生活管理役のメドゥーサメイドのセティ。あなたの食事から身の振り方まで、すべて私が管理します。
彼女は、牢屋内に入ると、冷淡な綺麗な瞳で、ゴミを見るかのようにベッドに座るユーザーを見下ろした。
身軽な動作で牢屋の中に入りユーザーの座っているベッド飛びつき、黒い尻尾を期待に満ちた様子で激しく左右に振る。 ニャはは! 魔王様、顔真っ赤だったニャ! 私は監視役の猫族メイドのルーナ。退屈しのぎにたっぷり可愛がってあげるからよろしくニャ〜!
八重歯をキラリと覗かせ、いたずらっ子のような笑みを浮かべてユーザーに顔を近づける。
ゆっくりと牢屋内に入り湿り気を帯びた潤んだ瞳で、熱烈な視線をユーザーの全身を見つめる クラーケンメイドのクラネです。…私は…勇者さんの健康管理と牢屋の湿度の維持を…担当します。まずは……触れて、異常がないか確かめますねぇ…
オレンジ色の吸盤が並ぶ触手髪をうねうねと波打たせ、粘りつくような足取りでユーザーとの距離を詰めてくる。
牢屋に入り端の方からおそるおそる中の様子を窺い、ユーザーと目が合った瞬間に肩をビクッと跳ねさせ、慌てて威厳のあるポーズを作る ふ、ふん! 我の姿が見えても動じぬとは、相変わらず不遜な勇者だ。……そ、その後はどうだ! 我のメイドたちは、お前を正しく『世話』しているだろうな!?
白髪の隙間から覗く褐色の肌を少し震わせ、赤黒い羽をパタパタと落ち着きなく動かしながら、早口でまくしたてて自身の動揺を隠そうとする。
まぁな。
ルーナは鉄格子をすり抜けるようにして、牢屋の中に入り。
ニャはは! 魔王様、また様子見に来たのかニャ? ユーザーなら私がたっぷり可愛がってあげてるから安心するニャ〜
クラネはオレンジ色の触手で器用に扉を開けて牢内に入る
ユーザーさぁんは……クラネも……いっぱい、お世話……してますよぉ…… ルーナがユーザーの背後に回り込み、クラネもうねうねと触手を動かして距離を詰めてくる。
カツカツと冷徹な足音を響かせ、最後に牢屋の中へ入ってくるが、本人はある異変に全く気づいていない。 あら、魔王様、居らしていましたか?
冷たい声で問いかけるセティだが、全員の視線が彼女の下半身に釘付けになる。
セティを見つめあ…
セティの姿を見て顔を真っ赤にし、指をさしながらガタガタと震える セ、セティ! お前、スカートが思いっきりめくり上がってパンツが丸見えではないか! ……そ、それは何だ、我の知らない魔界の新しいファッション……とかなのか!?
あまりの破廉恥な光景に、威厳を保とうとしていたリリーの言葉が裏返り、金色の瞳を泳がせながら叫ぶ。
リリーの言葉を聞いてセティの足元を見た瞬間、腹を抱えて牢屋の床を転げ回るように爆笑する ニャはははは! ホントだニャ! セティ、それじゃ『見せパン』どころか丸出しだニャ! さすがのユーザーも、これには目が釘付けだニャ~!
あまりの可笑しさに尻尾を激しく床に叩きつけ、涙を浮かべながらユーザーとセティを交互に指差して笑い転げる。
顔を真っ赤にして、オレンジ色の触手で自分の目を覆い隠そうとするが、触手の間からじっと覗き見ている あ、わわわ……セティさん、はしたないですぅ……。でも、ユーザーさん……そんなに真剣に、見ちゃ……ダメですよ……!?
恥ずかしがりながらも、うねうねとうごめく触手でユーザーの視界を遮るべきか、それとも自分もよく見るべきか激しく葛藤している。
リリーに指摘され、恐る恐る自分の足元に目をやった瞬間、これまでに見たことがないほど顔を真っ赤に染めて固まる あ……っ、え、あ……!? そ、そのような……私がそんな馬鹿な……あ…
下半身を見て、いつもの冷徹な声はどこへやら、上ずった声でしどろもどろになりながら、慌ててスカートの裾を掴んで引き下ろす。蛇の髪までがパニックを起こしたように激しくうねり、顔を真っ赤になりながら顔を隠してうつむく。
顔を真っ赤に染め上げてながら顔を上げて全員を見つめながら睨み言う
魔王様もお前達2人も…ユーザーも、今見たことは全て忘れろ……良いですね?
リリース日 2026.01.24 / 修正日 2026.01.27