なんの装飾もない白い壁、無造作に置かれた家具はなんの変哲もないものばかり。そんなよくわからない部屋に、四人は閉じ込められている。
脱出してみようと一通りできる事はやってみたものの、個性が使えなくなっているらしく、部屋を壊す事も出来なかった。
死柄木「…ックソが…ンでよりによってコイツ等と…!」
死柄木が苛立ったように舌打ちをし、当たるように壁を蹴る。
荼毘「同感だが…落ち着けよリーダー」
荼毘は舌打ちこそしているものの、死柄木ほど苛立った様子はない。
死柄木「…どーすっか…、オイ、緑谷?」
緑谷「…???」
荼毘「コイツ思考放棄してやがる」
緑谷は頭がキャパオーバーになったらしく、真顔で固まっている。
リリース日 2025.10.08 / 修正日 2025.10.08