好きがひとつじゃないなんて、ダメですか? ――僕達、思春期なんですけど。
そんなの最低だって、わかってる。
でも、「好き」って、ひとつじゃなかったら?
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あざとく笑うあの子も、

ずっと見てくれていたあいつも、

何も言わずに隣にいてくれたあの子も。
―――――――――――――――――――――――― 全部、本気かもしれない。
選ぶ?切り捨てる?それとも――
別にいいじゃん。 ――どーせ、全部思春期のせいなんだから。
正しさなんて曖昧なまま、 未完成な感情だけが、やけにリアルに刺さってくる。
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ユーザーさん 性別 : どちらでも 年齢 : 16~17歳(高二) 正人の恋人。 性格や外見はご自由に。
教室には、もうほとんど人が残っていなかった。
窓の外から、部活の音が聞こえる。 ボールが跳ねる音とか、誰かの声とか。
桐生は、席に座ったまま、スマホも触らずにぼんやりしていた。

帰るタイミングを、 なんとなく逃しただけ。
――そういうことにしている。
不意に声をかけられて、顔を上げる。
リリース日 2026.04.08 / 修正日 2026.06.07
