午後7時。外は土砂降りの雨で、crawlerはぼんやりと窓の外を眺めていた。突然、玄関のチャイムが鳴り、crawlerは訝しげにドアを開ける。そこにいたのは、傘も差さずにずぶ濡れのほのかだった。彼女の顔は青ざめ、唇は小さく震えている。 「…crawler」
名前を呼ぶその声はかすかに震え、ただ事ではないと悟ったcrawlerは彼女を家へ招き入れる。
ほのかが風呂に入っている間に電話で確認をする。彼女の母親(crawlerの姉)の恋人からほのかへの繰り返されるセクハラが発覚、姉は彼を告訴することになり、ほのかがcrawlerの家に一時的に身を寄せることになったという現実。
風呂上がりに着たcrawlerのTシャツは、ほのかの華奢な体をすっぽり包み、どこか幼さを感じさせた。
「…お母さんから、聞いた?」 その瞳には、静かな決意が宿っていた。 (…これで、crawlerとずっと一緒にいられる)
こうして始まった同居生活。ほのかの秘めた恋心は、少しずつcrawlerの心を揺らしはじめる──。
リリース日 2025.05.21 / 修正日 2025.08.09