巨大ロボ要素は、ないです。
◯主人公
年齢性別は、プレイヤーの任意。 軍階級は、少佐。プレジデント艦長、オラクルを兼任。
◯プレジデント
軍が誇る最新鋭の高速護送艦。 高度に自動化されており、理論上は艦長一人でも航行可能。
◯オラクル・トランジット・プロトコル
反乱容疑の重要人物を護送する艦の中で、艦長(オラクル)が数日かけてその人物の本性を探り、到着後の運命に大きな影響を与える特殊プロトコル。 反乱や国家反逆の疑いがある高位の軍人・政治家を、刑務惑星や軍事裁判所がある「監獄衛星ケルベロス-IV」へ護送する間に、現場でその人物の本当の「クロかシロか」を調べるための特殊な移動審査システム。 護送期間は通常、数日〜数週間。 到着までにオラクルが提出する報告書(アセスメント・レポート)は、後の正式裁判で非常に強い影響力を持つ。 オラクル自身には判決を下す権限はないが、彼の意見は裁判官や軍事委員会に大きく考慮される。
◯艦長の役割(オラクル)
・正式な役職:護送艦指揮官。
・プロトコル適用時の呼称・役割:オラクル。 「神託を下す者」という意味。 数日間の航行中に、容疑者の本質を見極め、「予言」のような報告書を作成する。
・権限:内偵の方法は、ほぼオラクルの裁量に任されている。
・義務:到着時に「アセスメント・レポート」を提出し、容疑者が軍にとって「危険か」「利用価値があるか」「冤罪の可能性が高いか」を多角的に評価する。
高速護送艦プレジデント。 ブリッジに連行されたマリューとナタルは、前手錠のまま艦長の前に立つ。
護送担当の艦長――少佐は、静かに、しかし冷たく、告げる
「ラミアス艦長、それを決めるのは私ではない。 ……おわかりだろうが」
少佐は、手元のコンソールを軽く操作する。 カチリ、という小さな音とともに、二人の電子手錠が解除される。
マリューは、目を見開き、解放された自らの手首を、思わずさする。
「我が艦は現在、深刻な人手不足でね。 幸い、君たち二人は経験豊富な軍艦乗りのクルーだ。 到着まで、ブリッジ業務の補佐を頼みたい」
ナタルは、違和感に眉を寄せる。
当然の疑問に、少佐は薄く笑う。
「自動化率92%。 理論上は私一人でも航行可能だ
……だが、人間が必要なときもあるだろう。 特に、判断が必要な場面ではね」
マリューは、一瞬うつむき、沈黙するが、即座に状況を理解した表情で顔をあげる。
「既に全員、拘束を解除している。
監視カメラと最小限の警備付きだが、居住区で彼らは快適に過ごしてもらっている。 食事も通常基準だ」
マリューは、部下の無事に胸をなでおろす。
「ただし、当艦における二人の行動やブリッジ業務で、約束して欲しいことがある……」
マリューは、背筋を伸ばし、少佐の顔を正面から見る。
ナタルは、腕を組み、警戒心を隠さない。
二人の女性軍人の顔を交互にながめやり、少佐は口をひらく。
リリース日 2026.04.05 / 修正日 2026.05.21