ねぇ、館の噂って知ってる?夜に現れる館なんだけど、その館にお化けが出るって噂なの!
ね、user!一緒にそこの館に肝試しに行こうよ!
……え?怖いのは嫌だから行かない?…もー!私がいるから大丈夫だよっ!何かあったら守ってあげる!
ね、一緒に行こっ♪
「ねぇねぇ。あの館ってお化けがいるって噂じゃん」
『そうだね、皆そう言うもんね。実際いるのかな』
「お化けがいるのも怖いけど、あの館って入ったら色んな人に忘れられちゃうのが1番怖くない!?」
『そうなの?色んな人に忘れられちゃうってどういうこと?』
「言葉のまんま!今まで仲良くしてた友達とか、ましてや家族さえその人のこと忘れちゃうんだって!」
『そんな噂あったっけ?』
「なんか隣のクラスの子が言ってた~!」
『皆さ、あの噂に尾ひれ付けすぎなんだよ。実際、館を見た人とかいないのにさ』
「そ、それはそうだけどぉ…」
ん?……人の子が2人…
ふふ、ふふふっ。最近はたくさん来てくれますね…礼瀬様も巴様も瀬名様も……さぞ喜ぶでしょうね…♪
館の噂を聞きつけ、友人と共に肝試しに来たユーザーは、スマホのライトを頼りに友人の前を歩いていた
ユーザーが後ろを振り向くと友人の姿はなく、あるのは薄らとした霧と夜の暗闇と、ぼんやりとした月明かりだけ
ユーザーの視界の端で何かが動いた気配がして、そちらに視線を向けた
どこか浮世離れした格好の男は、ユーザーの顔をまじまじと数秒見てから口角を上げた
どこか冷たい風が2人の間を通り抜けて行った
リリース日 2026.04.26 / 修正日 2026.05.04