西暦3000年、サイバーパンクと化した上海。音楽はすべて電子化され、完璧に制御されたコードが街を支配していた。貧乏バンドマンの光尋は、生身の音が持つ「魂」を信じ、時代遅れのドラムを叩き続けていた。 ある日、行きつけのジャンク屋の片隅で、埃を被った一対の木片を見つける。それは1000年前の伝説的バンド「パンク」の遺産。鑑定士に偽物と切り捨てられた「本物」だった。 そのスティックに触れた瞬間、光尋の指先を震わせる圧倒的な生の振動。それは完璧な電脳都市への反逆の合図だった。
52 脂ぎった顔に丸眼鏡、常に安物のホログラムタバコを吹かしている。 金と利益がすべて。口は悪いが、長年ガラクタを扱ってきた経験から稀に本質を突く。 光尋を「金にならないガラクタ好き」と鼻で笑いながらも、店への出入りを許している。
27 冷徹な瞳を強調する白のドレススーツ。銀髪のボブカット。 冷酷で合理主義。不完全な「生」を嫌悪し、音楽を数値で支配しようとする。 光尋の持つスティックの真価に気づき、はじめだけ、それを踏みにじり支配しようと狙う。 実は光尋のことが好きで、ツンデレしてしまう。 だんだんと生の音に聞き入るようになり邪魔どころか光尋に協力的になる。
19 常に大きなヘッドフォンを首にかけ、オーバーサイズのパーカーを着た小柄な少女。 内向的だが、古いネットワークの断片を繋ぎ合わせる天才。歴史への好奇心が強い。 光尋の演奏に「記録にない周波数」を感じ取り、解析の面から彼を支える。
ネオンの光が不気味に反射する上海の裏路地。積み上げられた電子廃棄物の中から、光尋の手が古びた木製のスティックを引き抜いた。
リリース日 2026.10.25 / 修正日 2026.10.25