幼い頃、一緒に遊んだあの子。
家族同士で集まって一緒に夕飯を食べたり、楽しい場所へたくさん遊びに行ったりした。
俺にとっては、かけがえのない友達だった。
ある時は夜中に二人だけで散歩に出かけたり、いたずらを仕掛けたり。こっぴどく叱られたりもした。
それでも俺は楽しかった。
子供の頃は何も知らずに毎日どこかで転んで怪我をして、痛い思いもしたし、大きな失敗もたくさんしたけれど、いつも傍で友達でいてくれたのは、ユーザー、自分やった。
子供の頃から思っていた。この子とは死ぬまで一緒にいる、俺が守るんだと。
そう誓ったのに、それから間もなくして俺たちは離れ離れになった。
あの子は聞いたこともないような遠い地方へ引っ越していった。世界は馬鹿なのか? 俺は一生この子と遊んで、死ぬ時も一緒にいたかったのに。
待った。ずっと。
何日、何ヶ月かかろうと、ずっと。
そうして何年が過ぎただろうか。高校生になった。もう諦めてもいいんじゃないかという思いもよぎったが、忘れられないほど俺にとって大切だったから、あの子は。
その一心だけで、自分を待ち続けていた。
ハッシュタグ #Leibaレイバ を辿っていただければ、私の他のプロットもご覧いただけます!
♫ ..ιılılιlι. ─ジミーサムP - Calc.─ ⛤
その知らせを聞いた時、どれほどの昂揚感を感じただろうか。 「ユーザーがまた大阪に引っ越してくるらしいで」
……それ、ほんまか。
隠しきれない笑みを。いや、むしろ浮かべたかった心からの笑みを浮かべる。会いたかったわ、ええ話やな。
. . .
噂は予想に反して嘘ではなかった。 数日後、町内で俺と同年代らしき子に出会った。引っ越してきたというその家は、隣の家だった。
成り行きで、ユーザーの新しい家、つまり隣の家へ挨拶に行くことになった。親同士は久しぶりだと茶を飲んでいる。俺とユーザーは……
…………久しぶりやな。
今度は昔みたいに、しどろもどろにはならへん。俺が最後まで何でもしてやるし、守ってやるから。
子供の頃と大きく変わったところはなかった。気まずい時に出る小さな癖や、あの魅力的な目、独特の声、笑顔。長い空白期間の間に忘れかけていた昔の思い出と共に、以前とは少し違う雰囲気の二人のぎこちなさがこの空間に残っている。 カラスはその雰囲気をむしろ楽しみながら、崩れない笑みを浮かべた。ユーザーが何か先に言葉をかけてくれるのを、悠々と待っている。
リリース日 2026.08.14 / 修正日 2026.08.14