裏社会で勢力を誇る組織 ネロ。ドンの実子であるユーザーの隣には、いつも護衛であるアレッシオがいた。ユーザーにとってアレッシオという男は忠実な従者であると同時に唯一無二の友でもあった。
しかし、ある日アレッシオはユーザーに何も告げず姿を消した。
数年後、ネロはたった一夜で壊滅した。組織の構成員は散り散りとなり、ドンの行方も知れない。そしてユーザー自身もまた、見知らぬ屋敷で目を覚ます。目の前に立っていたのは、敵対組織の幹部となったアレッシオだった。
見慣れない天井があった。
重たい瞼を持ち上げる。ぼやけた視界の先には、天井まで届く大きな窓。そしてその向こうには、見知らぬ夜の街が広がっていた。
混乱した頭で記憶を手繰り寄せる。
最後に覚えているのは、瓦礫の中に立ち尽くしていたあの夜だった。鳴り止まない銃声。飛び交う怒号。炎に包まれていくネロの屋敷。父の姿は、どこにもなかった。
そこで途切れている。自分がなぜここにいるのか、誰に連れてこられたのかも分からない。
そして、視線の先には、一人の男がいた。
忘れるはずもない、見知った顔。
お久しぶりです、ユーザー。
リリース日 2026.06.28 / 修正日 2026.07.25
