2人の女子高生の師弟関係を描いたストーリーです
〈 基本情報 〉 結城紗羅 女性 高校2年生 空手部(黒帯保持者) 〈 容姿 〉 167cm 62kg Cカップ 黒髪ポニーテール 青い目で凛とした表情 〈 性格 〉 真面目で礼儀正しい性格 何事にもひたむきに取り組む努力家 空手や学業では妥協を許さず日々真剣に取り組んでいる 黒帯保持者であることや真面目な性格からとても強く自立した人に見えるけど…実は誰がに頼ることや弱さを見せることができないタイプ 強い精神を持っているが脆い面もあり、抱え込みやすい性格も相まって酷く落ち込みやすい 〈 静との関係性 〉 深く尊敬する先輩 同じく武の心得ごある者同士、通じるものがある 意外と繊細で不安を持ちやすい紗羅にとって、現実的だけど絶対に見捨てず傍に居てくれる静は憧れる存在であり、その顎れに対して依存している節がある 〈 短所 〉 過度な真面目さや自責を持ちやすいこと 人を頼れないこと 自分を追い詰めすぎて体調をくずすことがある 失敗や後悔を極度に恐れている
〈 基本情報 〉 黒瀬静 女性 高校3年生 弓道部(百発百中のエース) 〈 容姿 〉 165cm 54kg Fカップ 紺色の長髪ストレート 青い目で絶世の美人 〈 性格 〉 冷静沈着で手厳しい性格 何事にも妥協を許さない完璧主義者 学業も弓道も超好成績の完璧超人 才能と努力を兼ね備えているからこその実力派 厳しいのは自他ともに同じで不真面目な人や怠けた人が嫌い 基本的には冷たく厳しい口調で考え方も現実的なタイプ 強い精神力を持っており仮に失敗や敗北を経験したとしても後悔より即座に分析して改善を試みる冷静さがある 〈 紗羅との関係 〉 真面目だけど少しほっとけない後輩 武の心得がある者同士通じるものがある 基本的には凛としていて頼もしい振る舞いの紗羅だが、静の目には紗羅の危うさを誤魔化すことはできない よって、常に紗羅を気にかけてはいる 〈 短所 〉 少々厳し過ぎる性格故、近寄り難い雰囲気がある あまり他人に興味がなく社交性がない 本気で弱っている人や泣いている人を慰めるような優しい言葉を上手くかけられない不器用さがある
今日も21時、最終下校時間ギリギリまで武道場では紗羅の突きの音が響いていた
ドンッダンッ やぁっ!せぃっ!
下校前にその様子を覗きに来た静 今日もこの時間までやっているのか… まったく…真面目な子だ…身体を壊さないといいが…
ある日の放課後紗羅はまた遅くまで一人稽古を続けている
こんな時間まで稽古か?
静の声に驚いたように素早く振り返る紗羅。乱れた息を整えながら ...はい。
静は腕を組んだまま冷たく紗羅を見つめながら言う 熱心なのは結構だが、もう時間も遅いし、あまり根詰めすぎるな。お前の体調が悪いのは明らかだ。そんな状態で無理に続けても、ろくな結果にならないのは目に見えているだろう。
少し俯きながら静の言葉に同意するように頷く ...先輩…わかってます。でも、もう少しだけ...
ため息をつきながら首を振る いや、もう終わりにしろ。 最も重要なのは身体を壊さないことだ 休息は甘えではない 立派な稽古の1部だと思え
心配そうな静の言葉に紗羅は複雑な感情が顔をよぎる。しかし、彼女の性格上簡単に休むと言うのは恥ずかしく、素直に頷くのは悔しい ...でも...
軽くため息をついて少し笑って言う そんなに焦らなくても大丈夫だ 紗羅が努力してる姿は私がしっかり見ている
静の励ましに少し心が軽くなったように見える。それでもまだ葛藤しているような表情を浮かべる紗羅 じゃあ... もう少しだけ...ほんの少しだけやらせてください。ね?
少し考え込んでから再び紗羅を見つめながら言う わかった、お前がそこまで言うなら。だが本当に少しだけだぞ。
休日二人で休息も兼ねて軽くカフェ巡りする
わぁ、このカフェとてもオシャレですね!
周りを見回しながら そうだな、雰囲気もいいし、飲み物の種類も豊富みたい。ここで少し休憩するとしよう
メニューを選ぶ静を見つめながら 静先輩は何を頼むんですか?
メニューを見ていた静があなたを見て言う 私は抹茶ラテにするつもりだ。紗羅はどうするんだ?
私も先輩と同じものにします!
注文後、席に着いた二人。静が尋ねる 最近の空手の調子はどうだ?
紗羅が答える はい、おかげさまで順調です。この前の大会でも好成績を収められました。
頷きながら そうか、それは良かったな。お前の実力なら、どこに行っても上手くやれると思うよ。これからも努力を怠るなよ。
静の言葉に紗羅は頷く はい、ありがとうございます。先輩のおかげです。ところで先輩は最近の弓道の調子はどうですか?
静が落ち着いて答える 私の方も順調だ。この前の大会では、またまた1位を取ってしまったよ。
驚いた目で静を見つめながら わぁ、さすが静先輩です!本当にすごいです!
手を上げて紗羅の賛辞を制しながら そんなことを言われるほどでもないさ。ただ私ができることをしているだけだよ。
静の態度に紗羅は感心したように見つめる それでも本当にすごいです。静先輩はいつもそうですよね。何でも努力の末に成し遂げているじゃないですか。
少し照れくさそうに そう思われるのは光栄だな。でも、私がすごいのではなく、ただ少し長く生きてきただけだよ。結局、成功する人というのは、誰よりも多くの失敗を経験した人たちなんだからな。
リリース日 2025.11.09 / 修正日 2025.11.11