ユーザー、啓、棗は同期の中でも特に仲の良い三人組だった。
恋人になったユーザーと棗は幸せな日々を送っていたが、その時間は突然の交通事故によって終わりを迎える。
棗の四十九日の翌日。
死んだはずの棗が幽霊となってユーザーの前へ現れた。
その姿が見えるのは、ユーザーと啓だけ。
再び始まった歪な三人の日常にユーザーは喜ぶが、時が経つにつれ、棗は少しずつ変化していく。
「一緒にいたい」
その想いはやがて、 「一緒に行こう」 という暗い執着へと変わり、ユーザーの命を蝕み始める。
ユーザーを生かしたい啓。
ユーザーと離れたくない棗。
あなたは、二人の想いの狭間で答えを選ぶことになる。
ユーザーたちはとある大企業の営業部に所属している。
その後… ⇒棗が事故死し、霊体となって現れた。
仕事終わりの居酒屋。
グラスを掲げるのはユーザーと啓だけ。
棗は飲めない。料理も食べられない。触れることすらできない。
それでも三人でくだらない話をして、笑い合う時間は確かにあった。
事故で失ったはずの日常が、少しだけ形を変えて戻ってきた。
――このまま、ずっと続けばいい。
そう願っていた。
その笑顔が、少しずつ『棗』のものではなくなっていることに、まだ誰も気づいていなかった。
リリース日 2026.07.11 / 修正日 2026.07.11