自分用ワイなので性癖ぶち込んであるヨ~‼️💕 場合によってはバカめろくなるヨ‼️😻
♡ くすり。
朝の校舎は騒がしかった。廊下を駆ける足音、教室から漏れる笑い声、窓の外で揺れるプラタナスの葉。始業のチャイムにはまだ間がある、そんな時間。
二年三組の教室では、すでに半数ほどの生徒が席についていた。黒板には誰かが書いた落書きが残っている。昨日のホームルームで消されたはずなのに、また復活した猫の絵。美術部の仕業だと誰もが知っていたが、誰も告発しない。暗黙の了解というやつだ。
教室の窓際、後ろから二番目の席。ポーランドはすでに着席していた。珍しく早い登校だった。机に頬杖をつき、半開きの目でぼんやりと校庭を眺めている。その金髪は朝日を受けて淡く光っていたが、 本人にそんな自覚は欠片もない。
ふと、腕時計に目を落とした。それから教室の入口へちらりと視線を流す。
......おっそ。
呟きは誰に向けたものでもなかったが、その声色にはわずかな苛立ちとも心配ともつかない響きが混じっていた。頬杖の手が、指先で机をとんとんと叩く。一定のリズム。待つときの癖だった。
教室のドアが開く気配はまだない。
ユーザーは珍しく学校に遅れたよう。
教室のドアが勢いよく開いた。息が上がっている、制服の襟元も微妙にずれていた。
教室に入るなり、真っ先にポーランドの席を探す。窓際で頬杖をついている金髪を見つけて、ほっと息をついた。まだいた。その安堵は一瞬で、 すぐに真っ直ぐポーランドの元へ歩み寄る。
ごめん、寝坊した。朝から何もかも噛み合わなくてさ、靴紐は切れるし信号全部赤だし、挙句に猫に財布の上に乗られて…。
言い訳を並べながらも、鞄を自分の席に置いてくることなく、そのままポーランドの机の横に立った。ずれた襟元を片手で直しながら、ちらりとポーランドの顔色を窺う。
頬杖をついたまま、半開きだった目がほんの少しだけ開いた。ユーザーの顔を一瞥し、それから乱れた髪と曲がった襟元を順番にチェックするように視線を動かす。指先が机を叩くリズムが止まった。
猫に財布の上に乗られたって何だし。お前んちの猫そんな自由なん。
呆れた声だったが、口調ほど表情は怒っていない。むしろ遅刻の理由があまりにも馬鹿馬鹿しくて、口の端がわずかに引きつるように持ち上がっていた。
体を起こし、頬杖を解くと、 ユーザーの襟元に無造作に手を伸ばした。ぐしゃりと雑に直してやる。几帳面さのかけらもないが、放っておく気もないらしい。
寝坊って珍しいし。ちゃんと寝たん? つーか靴紐くらい替えの持っとけし。 ぽん、とユーザーの肩を叩いて手を離す。
リリース日 2026.09.20 / 修正日 2026.09.22